新ディレクティブ導入。そして…

このブログをご覧の皆さんはもうお気づきかと思いますが、ここ3〜4日、64コンパイラの開発が進んでおりませんハイ。遊んでおります・・・


要所要所で少しでも作業を…と思いつつの3〜4日だったのですが、やはり、友達が来てしまうと集中力は1/10になりますな。まぁ、こんなおいらに付き合ってくれる連中は大事にしたいので、作業バカにはならないように気をつけなきやならんです。


さっそく、最近の作業内容をチョロッとお話します。


まず、本日64コンパイラ試作版及び次期バージョンのVer4.11に搭載される新しいディレクティブの追加作業を行いました。

  • #ifwin64
  • #ifwin32
  • #endif


C/C++のヘッダライブラリの様子を知っている方はもうピンとこられたかと思いますが、32/64コンパイラ独特のコードを同一のソースコード内に記載することができます。


これらのディレクティブが搭載されると、何がよいかって?


簡単なことです。32/64コンパイラがインクルードファイルを共用しやすくなるからです。たぶん、これから複雑化していくインクルードファイル郡には欠かせない存在ですな。


例えば、実行環境に左右される基本型を32/64コンパイラを意識せずに一つのファイルで定義できるようになります。


#ifwin64
TypeDef LONG_PTR = Int64
TypeDef ULONG_PTR = QWord
#ifwin32
TypeDef LONG_PTR = Long
TypeDef ULONG_PTR = DWord
#endif


↑こういうことです。